11月24日(水)、村上市役所で記者会見が行われました
その内容は《都岐沙羅パートナーズセンター》をはじめ、アート作家、事業者、行政関係者が2019年度から2年かけて繰り返し検討・販売実験を行ない、2021年10月からスタートした【 アートこらぼ・むらかみ 】事業についてです
私たちカレイドスクエアパークは、志を共にする協働パートナーとして参画しています
【 アートこらぼ・むらかみ 】とは
障がい者アート作品を「展示するだけ」に終わらせたくない。その素晴らしい芸術を『地域資源』としてとらえ、地元企業と協働で商品開発を行うことでビジネスモデル(資金循環の仕組み)を構築することができれば、障がい者の新たな収入源になるのでは、という可能性に着目し生まれたプロジェクトです。
アーティストが作品を生み出すためには資材費などの資金がどうしてもかかってきます。今までの障がい者アートは展示が主で、自分が制作した作品から収入を得られる仕組みがほとんどありませんでした。アート等の芸術文化活動を行う方々が活動を仕事として続けていくために、きちんと「継続して」収入を得られる仕組みや事業モデルの構築が重要となってきます。
そのために、《都岐沙羅パートナーズセンター》を筆頭に、民間企業や県・市町村の行政職員が何度も企画会議を重ね、販売実験を行い、今回スタートする運びとなったのが官民協働型資金循環プロジェクト【 アートこらぼ・むらかみ 】です
プロジェクトの第一弾は『村上市ふるさと納税の仕組み』とコラボ
ポストカード及びシールを村上市内の民間事業者に購入してもらい、ふるさと納税返礼品を送付する際に同封するという取り組み。返礼品送付の仕組みの中に組み込まれているので、作品制作元の障がい者アート作家さん・障がい者福祉施設は継続的な収入を得られるというところがプロジェクトの大きな特徴です!
障がい者アートとふるさと納税のコラボは、どの自治体もやっていない新しい取り組みPRしてふるさと納税が増えれば、行政は税収アップ、民間事業者は売上アップ、障がいアート制作者(施設)は収入アップ、地域は障がい者支援の拡充につながり、関係する誰もがWin-Winになれる仕組みです
より詳しくは《都岐沙羅パートナーズセンター》アートこらぼ・むらかみ特設ページをご覧ください♫
これからも障がい者アートがたくさんの方に見てもらえるように、そして見てもらうだけでなくアーティストとして誇りをもって活動できるような仕組みづくりに貢献していきたいと思います